活動実績
東日本大震災への対応
【1】地震発生
2011年3月11日(金)14時46分に発生した東日本大震災、海風の街も地盤の液状化により、水道、下水道、通信などのライフラインが被害に見舞われ、生活に大きな影響がありました。
海風の街自治会は、分譲棟、賃貸棟、敷地内店舗を対象に自治会活動を行っており、震災対応としては、住民の皆様の生活環境を支援するものを中心に、自治会会員だけではなく、すべての世帯を対象に行いました。
【2】活動内容
- 災害対策本部の設置(分譲棟管理組合と合同):3月11日被災当日
- 住民の安否確認:被災直後
- 簡易トイレの配布
- 給水車の設置:分譲棟給水タンクからの水の配布
- 仮設トイレの設置(URへの設置要請)
- 要介護者へのペットボトル・生活水の配布
- 土砂除去、緊急復旧工事等の支援
【3】震災対策費用
これらの生活環境支援の費用は、これまで自治会で積み立ててきた災害対策準備金300万円からの拠出と備蓄品(100万円相当)と合わせて370万円でした。
(災害対策費用内訳 明細 金額 備考)
支出項目 | 金額 |
---|---|
仮設トイレ | 1,228,500円 |
飲料水、給水車代 | 903,000円 |
簡易トイレ 新規購入 | 378,525円 |
備蓄品 | (1,000,000円) 概算 |
ブルーシート等 | 171,856円 |
本部経費 | 21,856円 |
合計 | 2,703,697円 |
(3,703,697) ( )に金額は備蓄品の概算金額を加えたものです。 |
【4】今後の備えについて
災害対策準備金につきましては、東日本大震災においても緊急時の対応として威力を発揮したことから、制度として継続しています。
また、当時自治会が備蓄していた簡易トイレ等は、今後の震災(災害)発生に向けた対応の見直しで、団地内で特別価格による斡旋販売を実施し、水(ペットボトル)や防災グッズ同様に極力各世帯で備蓄していただくこととしました。
【5】皆様へのお願い
自治会の運営費は、年2,000円の会費、市からの補助金、資源回収による収入の3本柱からなっています。
年会費と市からの補助金は、加入世帯数の増が自治会収入の増に直結します。一人でも多くの方の自治会への参加をお願いいたします。 また、毎月第1、3土曜日に実施している資源回収に対しても市の補助金が支給されていますので、広く住民の皆様のご協力をお願いいたします。